2015年7月13日月曜日

夕焼け


腰の治療に来てくれた友人を見送る車の上に燃えるような雲。
10日ぶりに まっすぐ伸びた腰で外へ出る。


まさに太陽が山の向こうに沈み、
ちょっとこわくなるほどの夕焼けの美しさ、不思議な雲の動き。

灰色と紅がまざったような・・みどりいろを初めて見た、雲のいろ。

風の流れが速いのか
モクモクと、有明山の向こうに並んで消えてゆく雲は、
それぞれがはっきりと動物のかたちをとって、
まるでノアの方舟に急ぐ動物たちみたいだった。


そして 夕陽を見送り終えた
東山の方は不思議生物ぞくぞく現る・・みたいな・・



雲自体にはっきりと意思があるように
感じるような空。


暗くなるまで
久しぶりの空を見ていた。

この世界には
まだ見たこともないようないろや風景がまだまだたくさんあるんだろうな・・

そして
同じ色はひとつもない自然のいろ を 瞬間瞬間 私たちは見ている。