2011年11月20日日曜日

雨の日の軽トラック。

荷台にどっしり積んである薪が下せなくなり、
運転席は
人も、犬も、荷物も、いっぱいで、
フロントガラスは拭いても拭いても・・・くもりっぱなし。


前が見えない、
そんなときってある。

そんな時は晴れた日のように遠くを見ようとしないで、

足元を見直してゆく、
いっぱいの荷物を減らしていけばいい。


フロントガラスには、落ちてきた紅葉が終日くっついていた。

2011年11月8日火曜日

立冬

今日は天気予報の予告通り、少し冷え込んだ。

昨日までの雨で、またずいぶん葉っぱが散ってしまった。
木々に残る黄色い葉と、路上に落ちた黄色い葉は、今のところ同じくらいだろうか。


土の上が好きなカイは、丸まって寝ていると、枯葉に埋もれて、どこにいるかわからなくなる。

動いていてもわかりにくいかな。

明日はいよいよマイナスの予測が出ていた。
いよいよ冬がやって来る。

2011年11月6日日曜日

秋雨

今年は玄関先の有明もみじはあまり色づかず、そしてこの雨でずいぶん散っている。
舞い落ちる時に蜘蛛の糸にくっついた紅葉が、空中でタペストリーみたいになっていた。


リンゴは雨に洗われひかっている。
これからもっともっと鮮やかさと甘みを増してゆくのだろう。
か?


うちのまわりでは、この時期にまだ蚊が飛んでいる。
まだ霜も降りない。

「暖冬」という言葉が聞こえてくると、
ありがたい様な、心配なよう困惑した気持ちになる。

2011年11月4日金曜日

朝霧

今年はずいぶん暖かいけれど、それでも秋が深まってくると、天気のいい日は霧につつまれる。
部屋の窓から、木立の中を霧が上がってくるのが見える。


山麓から里へ下るにつれ、霧は深くなり、看板や信号は近くまで行かないと見えないほど。


先日、雲海の上で見た真っ赤な太陽は、
今日は、雲海の下で、まさに白い影のように静かに光を放っていた。

霧が晴れると青空。

ずっと行けなかった畑におそるおそる行くと、
腐らずにいてくれた野菜たち。








人参も大根ももっと手をかけて間引きしてあげれば、大きく成長して本来のいのちを全うできたろうにと思うと、申し訳なさでいっぱいになるけど、
その鮮やかな色と生命力に勇気づけられた。


2011年11月1日火曜日

いろ

何か月ぶりだろう。
「きもちいい」とか「きれい」とか・・・
ようやく自分の中に いろ(色彩)が戻ってきた。

何を見ても、聴いても、
どこか遠い世界のようで、心身に、感じられなかった。
自身の影ばかりに気を取られて、

閉じていたんだと思う。


カイに夜中に起こされたお蔭で、
いろんな人に支えてもらったお蔭で、
時も来て、

瞬く星空
朝が燃えはじめる あのいろ

そして静寂
静謐な空気

全身に感じることができた。

やっとまたゆったり歩きはじめられる気がしている。