2012年2月29日水曜日

きらきら

かなり冷え込んだ昨日の朝。

日が昇る前の、薄暗い静けさの中をカイと歩く。
茜色に染まった有明山が、真っ白に戻った後、地上にも朝日が姿を見せる。

その「一瞬」ですべてもののが、光り輝く。

枯草も、融けたり積もったりしている雪も、カイのしっぽも、私の息も、
すべてが「きらきら」、七色にひかる。




車のガラスには雪の華。
ひとつひとつをずっと見ていたかったけど・・。

仕事場までの3分の間に、
昇った太陽に連れて行かれてしまった。

2012年2月27日月曜日

おサル様

昨日の足跡は「サル」でした。

クマ、雪男、イエティ、原始人・・いろいろコメントを頂き、
ネットで検索しても、クマやサルの足跡は見つからなかったので、妄想がどんどん膨らんでいました。
「ちょっと、ちょっと!家のまわりを不審物体が・・」と盛り上がる私に、
のっそり起きてきた夫が写真を見てひとこと「サルじゃん。」
「・・・。」


招待していないのに、時おり、屋根の上やベランダに登場するサル軍団。
うっかりしまい忘れた、干している豆や野菜は、そういう時に限って、ねこそぎやられてしまう。
しかも完食でなく、「味見だけしたいのか?」という感じの食べ散らかしぶり。
こちらの方が「キー!!」である。
屋根の上と下で、干し魚の網ごとサルと取り合いになったこともある(勝ったけど)。


昨日の足跡はずいぶん大きかったけど、
一匹だけの徘徊なんて珍しい。
群れから離れてしまったのだろうか。
負けてしまったボスザルとか・・・
いやいや、食べ物がしまい忘れてないか、見回り係がパトロールにきただけなのかもしれない。


もともと彼ら動物の森を切り開いて、私たちは生活させてもらっているわけだから、
こちらから敵意だけ向けるのは、どうかと思うが、仲良しにはなれそうにない。


今朝は、あの「足跡」はガチガチに凍りついて、朝日にあたってモニュメントのように浮かび上がっている。
というより、とび出ているので、歩行時転倒注意である。

2012年2月26日日曜日

どちら様?


あっという間に銀世界に戻った窓からの景色。

家のまわりには・・・可愛い手形?
別荘の子供が遊びに来た?
いや、なんかちがう?

これは、足跡ですよね・・
・・・だれの?

去年の晩秋、カイに吼えられてたツキノワグマじゃないよね?
春の日差しにつられて、出てきてしまった?
孤高の足跡は、サルではないはず・・

あちこち徘徊されてますが・・どちらさま?

2012年2月25日土曜日

あたたかい一日

有明山も北アルプスも、白くたなびいて、
ひょっこり春が紛れ込んできたような一日だった、
昨日は・・・。
今朝は、障子を開けると、また一面銀世界に戻っている。


ひなたぼっこで眠っていたカイを散歩に誘い、
どこにもトゲのない、柔らかい日差しをゆったり味わった。

溶けた雪の間から、まさにイヌノフグリが開こうとしている。
久しぶりに見た花の色がまぶしかった。



2012年2月24日金曜日

氷模様

この冬一番寒かった日の、廊下のガラス。




同じ朝でも、場所によって模様が違って、それぞれに見惚れてしまう。


昨日は雨。
晴天続きの後の雨に、町の雪はほとんど融けてしまった。

昨晩の嵐のような風はおさまり、今朝は星も見える。

うちのまわりの雪は、
きのうは「びちゃびちゃ」、
今朝は「つるつる」。
カイと外に出ると、まさにアイスリンク。

氷模様・・・見るのはいいけど、乗るのはやっぱりコワイなー。

(これは「びちゃびちゃ」)

2012年2月21日火曜日

朝焼け

ここのところ、朝は水道やトイレが凍る厳しい冷え込みが続いている。
夜中の月も星も光が冴えわたっている。

こんな時の夜明けの空は神秘的ないろで染められていく。







日が昇る前、今まで見たことのない薄むらさき色の世界を見た。

桜の蕾もあのいろを知っているのかな・・・

2012年2月19日日曜日

充電完了!

電池切れになりそうだった。


何年振りか、ゆっくり帰った故郷。
「観測史上初」という寒波の中へ、風邪をうつされに帰ったような感じだったが、

家族、親戚、友達、馴染んだ場所、ことば・・すべてを含めて「故郷」というのだろう。
故郷は、私が思っていたよりもっと、
熱く、熱く(気温とは逆に)、私の心身を温め、
「熱」を、「元気」を注いでくれた。








九州人から信州人になろうなんて・・
ちょっと違ってたな。
信州の九州人でやっていこ。
ゆったり、ゆかいに、少しずつ・・・。