2014年10月25日土曜日

まっかっか

今朝は
ますます瞬くオリオン座に 流れ星・・

お茶を飲んで 外へ出ると
いつのまにか 夜が明け、
星はもう見えない。

ふと 有明山の山頂が焼け始める
遠くで日が昇り始めているのだ。






山頂から少しづつ
紅が山裾へ広がってゆく、
歩くたび有明山が大きくなって・・
朝焼けの有明山は まるでひとつの紅い岩のよう。


日が昇ると
前山自体も 紅葉であかくなっていた。
そして リンゴも燃えるようなあかいいろ。

秋が深まっている。

2014年10月19日日曜日

木崎湖の朝

夜明け前 障子を開けると オリオン座が冬のように瞬く。
寝ぼけていた目が開いた。

澄んだ空気が だんだんと冷えてくる日の出前。
「ちょっと そこまで」のつもりが、
こんな日の鹿島槍の朝焼けが見たくて大町まで。


白馬の方は雪で白かったが、
その南の山々は昨日の日差しで冠雪も溶けたよう。
里でも もう氷点下の朝がはじまって、足元は霜が降りている。
日が昇り、木崎湖のあたりに霧がたなびき始めた。


 
 
湖面の静けさとは対照的に
「クマ出没」の有線放送が頻繁に流れていた。
 
 
鹿島槍も
青い空に 朝吸い込んでいるような表情。
 
 
 

雲ひとつない秋空の下、
木崎湖面で 
太陽と風の水のダンス。

朝のひと時。

2014年10月14日火曜日

出会い

台風一過。
日の出前、朝焼けに染まる障子。

冷えた、でも 澄み切った朝の空気を吸いに外へ出ると、
みるみるうちに雲に覆われた有明山の上に
虹がかかった。


私のこころの奥深くでも
なにかとなにか が 結びついた気がした。
・・そう この感覚
頭では わからなくても 
心のふかいところはわかっているから
あとは 流れにまかせればいい。




ちっちゃな・・そして輝くくさぎの実。
こんな宝物を
自分自身の
そして出会う相手のこころの中にも
発見したときの歓び。


ひとと
草木と
生き物と
場所と
ちゃんと出会えた気がするとき、
そこから
またあらたな 流れがはじまっている。


2014年10月1日水曜日

ひと呼吸、ひと呼吸・・


窓の向こうの 木々の葉は 
そして そこにやってくる鳥や虫も
少しずつ、
でも確実に 冬の準備を始めている。


心の中に漂ってくる感情に
時々 どっぷり浸って座り込んでしまうけど、

一呼吸 一呼吸 払いながら 「窓」を磨こう。

ひとつ ひとつ ゆっくりでも
すすめば みえてくるものもある。