2011年7月6日水曜日

惜別感無量

昭和5年、SL蒸気機関車の初代が、引退になったとき、当時の会社の社長が、惜しんでその汽車に刻んだ言葉。

「惜別感無量」・・・いかに、その汽車を、時間と手間をかけて愛おしんでいたかが伝わってくる。



夫は、丸20年乗ってた車を
(まだまだ働いてくれているのだけど)
車検を機に、仕事の都合で軽トラックに変えることにした。

家族も荷物も、いろんなところへ無事に運んでくれた車。
彼を、この土地、信州まで連れてきた車。


本人は別れを惜しむ間もなく、仕事に追われていると思っていたが、
「最後の最後まで、現場のシートを支えて守ってくれていたんだ。」
という言葉に、長年の愛車への信頼と愛情を感じた。
次に乗ってくれる人のところでも、大事にされるといいな。


手続きの間、小麦畑で風に吹かれて、待ちながら、、
「惜別感無量」という言葉がインパクトをもって、新鮮に感じるくらい、
私たちの時代は「モノ」を大事にできなくなっているんだな・・としみじみ思った。
使い捨ての対極にあるもの。


大事にしていこう。
新しいトラックも。
手にしているモノも。
これから手にするモノも。
もっと、もっと・・。



4 件のコメント:

  1. 大事にするものってたくさんあるよね!
    自分も大事にしてね!

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  2. はい、それは一番大事ですネ(^^ゞ

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  3. ジムニーのサイのマークかわいいですよね☆

    うちの夫も大学時代、車検代が払えなくて
    泣く泣く手放していました。

    わたしも、早く自分の愛車を手に入れるようがんばりたいです!

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  4. ホント、サイみたいで、かわいかった。
    今度の軽トラ、白鳥みたい、あの、よく公園でボートになってるやつ・・いや、おまるみたい・・かな。
    みにょーりさんにはどんな愛車が来るのでしょうね!

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