梅雨が明けたというのに、青空をちっとも見ない。
林の中で、沢のそばの我が家は、これまでにない湿度に覆われている。
朝晩は冷気と湿気を飛ばすために薪ストーブが燃えている。
湿気に心も覆われないように、
せめて目から心へ「涼」を。
割れたグラスを、夫が風鈴にしてくれた。
自作のグラスに、写真をカーテンフックにつけただけだけど、
心地よい金属音が鳴る。
沈みがちな心を、ふと気づかせてくれそうな、
引き上げてくれそうな高い音。
草刈先のお庭から、頂いたバラの花は、
色も香りも、一瞬別世界へ連れて行ってくれる。
停滞しそうな気持に、
「香り」や「音」は意外な扉を開けてくれる。
そして親しい会話や笑いは元気、元の気に戻してくれる。
0 件のコメント:
コメントを投稿