2012年4月22日日曜日

変化




丸1週間、すべての予定をキャンセルして寝込んだ。
もうじき2週間、やっと本調子に戻り始めている。

どこかで強烈なウィルスをもらったらしい。
高熱、嘔吐、下痢の後は、足に力が入らなくて、動けなかった。
きつかったな~。
こんなのは初めてだった。

でもきっと身体は病気になることで、
私自身を整えてくれて、
これから、より大きくジャンプできるよう調整してくれたんだろうな。
ちょっと忙しすぎた、あのまま突き進んでいたら、
もっと無理を重ねて、
ジャンプしようとしたとき、力がはいらなかったかもしれない。




病んでいるとき、
人のやさしさ身に染みる。

指圧師の友人や、自然療法の治療師の方が、
通り道だからとか、近くに来たから、とか言って、
様子を見がてら、手当やアドバイスをくれたり、は不安の中で、とても心強かった。


自然療法を知って20年になるが、調子が悪い時は、いつも「枇杷の葉」に助けられる。
その生命力に、自然の力に。
信州でも枇杷の木は見るけれど、やはり寒冷地だからか元気のいい葉にはあまりお目にかからない。
今回は「カイ」の子供、「リン」をもらってくれた長崎の最西端の野母崎から送ってもらった。
もぐさで温灸。
冷えていたところが温まっていくのがわかる。


漢方にも助けられた。
近所に、丁寧に相談にのってくれる専門家がいるのはありがたい。


基本的には「水」と「塩」。

よくなっていくと、
横須賀で、みんなでちぎったり、拾ったりした庭の夏みかんも体に元気をくれた。

そして、驚いたのが、友人が届けてくれた自然薯。
彼らの鶏の卵と一緒に、
主人がつくってくれた、とろろご飯。
食べると、指先まで、あたたまっていく。
血液なのか、細胞なのか、喜んで指先まで元気がみなぎっていく感じ。


こうしてだんだん元気が出てきた。
まさに空っぽから、なにか注ぎ込まれていくように。

献身的に看護してくれた主人は、交代するように、珍しく風邪をひきダウン。

その間に、春は、大きく1歩づつ、やってきている。
病床からも、たまらず起き上がり、窓から見える新芽をパシャリ。





たった一日で緑が現れたのだ。
何も色の無い世界から。
この大自然も私たちを支え、見守っていてくれたのだろう。


主人も回復し、
ようやく夫婦そろって、春へもジャンプできるかな。
家のまわりがいろづき始めている。

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