2013年12月30日月曜日

いえ

父がいる場所
母がいる場所
私と兄弟が育まれた場所
 
生活が、
 
喜怒哀楽も
愛情も憎悪も
重なって重なって・・・できた場所
 
安らぎと 
時に 崩れてしまいそうな脆さを 行き来しながら
どんな状態であっても
ぬくもりを感じる場所
 
 
いつまでもそうあってほしい
 
 
でも現実は
 
時間とともに
老いてゆく両親を
失われてゆく機能を
替わってあげられるはずはなく、
 
ずっとそばで支えることはできない。
 
私の体はひとつしかなく
生活しながら 根を下ろせる場所は ひとつしかなく・・
いや
ほんとうにそうなのだろうか。
何が 一番大切なことなのだろうか。
 
 
動物は自然のままに生き死にする。
人間は・・
 
・・・私は 
 この 与えられた いのち をどう燃やしたいのだろう。
 
覚悟はしていたものの
胸がつぶれそうに
いろんなことを突きつけられた
帰省。
 
胸の痛みは取れず 
何も解決はしないけど、
今朝 初めてカイの夢を見た。
 
 
 
 

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