朝焼けの有明山はうっすら白化粧が桜色になっていた。
放射冷却で霧がゆったり昇ってくる。
「見えるね(アルプス)!朝食は外だ!」
朝露にひかる、稲刈り後の田んぼを通り、
まだくっきり見える有明山と北アルプスをみながら、
霧に向かって東へ下ってゆく。
前の車が見えなくなるほどの白いベールの中に入って・・
東山の山麓に来ると、
ベールは、私たちを纏ったり、はがしたり・・
アルプスは消えたり、現れたり・・・
霧で濡れた羽を乾かすトンボ、
飛び立てずじっと太陽の光を待っている。
ラベンーダーの香りがあたりを包む。
戻る頃には白馬までくっきりの西山。
今日もいい日でありますよう。
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