2013年1月4日金曜日

存在

親友が赤ん坊を産んだ。

同い年だから、
かなりのご高齢出産、
産まれてくるまでの「不安」、とか
その先の「不安」とか、
本人が一番感じていただろうが・・・


彼女の母親からの
誕生の知らせに、
そんなもの、すべてをかき消すほどの、

「存在」することの大きさ、すごさ、を感じた。
「誕生」って、
その瞬間から、この世に「存在」できること。

そして、
抱っこさせてもらった赤ん坊の、
あまりの小ささ、柔らかさに・・・
自分自身もこうして「存在」している不思議、と、尊さを感じた。
無事だった友人への安堵、
産まれてきた彼女の赤ん坊への、愛おしさ、かわゆさもさることながら・・。

年末のうれしいニュース。
大晦日、
消化できないから、こうして言葉にしてみるのだけど、
生きていること、
生かされていること、
の不思議。


家族や心友・・
いてくれるだけで、
その「存在」だけでうれしい、心強い、ありがたい。
近くにいても、遠くにいても。
共に生きていても、姿は見えなくなっても。

心のふかいところで出会えたひとの、
その「存在」は生きてゆく力。


ともに悶々とした青春をさまよい、
ともに成長してきた友人の「存在」、
その友人の長年の願いが叶って、
かけがえのない「存在」がふえた。

2012.12.31





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