2日目、松川のちひろ美術館から、大町の麻倉まで、舟はゆく。
春に乗った空の舟「気球」から見た安曇平、
あの時のイメージを今、歩いているよろこび。
このあたりも太古は湖だったのだろうか・・
風は稲を湖面を渡る波に見せる。
舟に乗った子供たちの笑い声を聞きながら、
汗をだくだく流しながら、
みんなで舟を曳いて、一歩一歩進む。
「海」の字がつく神社で休憩。
名前に残る古代のロマン、もしくはメッセージ。
どこでも
なんでも
遊び場で、あそびで、
元気いっぱいのこどもたち。
暑かった。
熱かった。
いつも、車であっという間に過ぎていた道。
歩くことで、見えるもの、聴こえるもの、匂ってくるもの・・何より感じる太陽と風。
そして感じられることで 覚醒してゆく意識。
・・爺が岳、鹿島槍が少しずつ近づいてくるよろこび、充足感。
時には 身体をやすめる心地よい場所となってくれて、
無事 目的地までたどり着いた舟。
これから「何処へ」連れて行ってくれるだろうか、
まだわくわくしている私の「こころ」を。
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