2012年5月22日火曜日

金環日食

以前、ネイティブ・アメリカンの笛に惹かれて、アメリカを旅したとき、
ある部族の人が、
「日食は不吉の前触れであり、絶対に見てはいけない。」
と言っていたし、

日食の見える時間帯の、日本列島の地図が
最近の地震の分布図と重なっているので、こわいなあ・・・
と思っていて、わざわざ見に行く気はしなかった。


木々の水滴が光り輝き、美しい朝・・


石垣の友達から、日食が始まった!との興奮のメール。
テレビをつけたら、日本中が盛り上がっているのがわかる。

皆が、同じ想いで空を見てるのって素敵だな・・・

のそのそ起きてきた夫が
黒ビニールを洗濯干しにかけ
撮影を始めた。


それがこの写真。
長野県は塩尻以南でないと金環は見えないので、部分日食。


確かに肉眼で見ても(つい見てしまった、結局・・)欠けているのがわかる。

あたりがどんより暗くなってくる・・・
雨の前とも違う、不気味な美しさ・・・

明るくなってから外へ出たら、
木漏れ日の影は確かに三日月・・・


太陽と月が、重なっているんだあ・・・
私たちは地球からそれを、今、見ているんだあ・・・

やはりとても不思議な体験だった。

どうか、日食が不吉の前触れでなく、
「環」になっていくことへのメッセージとなりますよう・・。


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