2012年6月29日金曜日

西へ

この時期特有の夏の空気と匂い。
刻々と変わる山の表情・・
少し後ろ髪をひかれながら、西へ、福岡へ。


先日の松本猛氏の講演。


松川村のある重文の弥勒菩薩像・・
これをこの地に持ち込み得たのは「だれ」か、
安曇野をつくったのは「だれ」か、という「安曇族」にまつわる話。


講演の中でも何度も出てくる、よく散歩に行くこのあたりの地名、
そして、実家にいるときよく行っていた福岡の地名・・・
血が騒ぐのは、知っている地名だから?
…それとも遠い祖先の血か?
そして有明山を見ると心がいつも落ち着くのも同じ理由なのだろうか?


「安曇野伝説 失われた弥勒の手」
新幹線の中で読みながら、歴史を、
血が騒ぐ、自分の中の「遠い記憶」を・・紐解いてみたい。



有明山の上で、太陽と雲が戯れているのを見ると
「みんな、集まれ~。」
って言っている気がする。
「あづみ」族にロマンを馳せる人たち、みんな。



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