まだ少し雪の残る稜線。
テントの黄色、花の黄色・・・
毎年名前を忘れる夏の花々・・・
イワカガミは里でも見られるから名前を忘れないんだけどな。
ナナカマドの花で蜜を吸っているのは「クジャク蝶」。
確かに羽を広げると、オレンジや紫のクジャクの羽のような模様が鮮やかだった。
短い夏に命を養うことに生き物たちは必死。
裏銀座の山々がよく見える。
焼けつく陽ざしに、心地よい風・・・
雲がどんどん上がってきて、あっという間に稜線を覆った。
燕山頂をヘリが旋回中。
花の匂いに、人の匂いに、あたりは蜂が旋回中。
今朝は急でご飯を炊く時間もなかったので「凍り餅」
ラーメンに添えて、おにぎりの代わりに。
朝はお味噌汁に入れた。
腹持ちが良くて、私には一番の行動食。
これは友人がつくってくれたもの。
このあたりの、あの厳しかった冬の風の匂いを感じながらかみしめる。
「イルカ」ちゃんにご挨拶して、
満開のコマクサに夏を感じて・・・
花崗岩でできた山頂は、
なんだか砂浜にいるみたい・・
といつも思う。
なぜか、瞬間的に、影が有明山になっている・・・
有明山の影ではないのだけど、
この方向からも有明山を拝ませてもらう。
こちらは下山時の有明山。
その向こうに安曇平がみえる。
先程の雲海はすべて上昇して、山の稜線にたまっている。
里は唸るような暑さだろうなあ・・・
帰りにもう一度、
合戦小屋で八面大王にご挨拶。
思いのほか、身体が動かず、時間がかかった久しぶりの山行きだった。
私たちも、短く、慌ただしい夏を乗り切れますように!!
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