2012年7月27日金曜日

燕岳(2)


まだ少し雪の残る稜線。
テントの黄色、花の黄色・・・
毎年名前を忘れる夏の花々・・・


イワカガミは里でも見られるから名前を忘れないんだけどな。


ナナカマドの花で蜜を吸っているのは「クジャク蝶」。
確かに羽を広げると、オレンジや紫のクジャクの羽のような模様が鮮やかだった。
短い夏に命を養うことに生き物たちは必死。



裏銀座の山々がよく見える。
焼けつく陽ざしに、心地よい風・・・




雲がどんどん上がってきて、あっという間に稜線を覆った。



燕山頂をヘリが旋回中。
花の匂いに、人の匂いに、あたりは蜂が旋回中。


今朝は急でご飯を炊く時間もなかったので「凍り餅」
ラーメンに添えて、おにぎりの代わりに。
朝はお味噌汁に入れた。
腹持ちが良くて、私には一番の行動食。
これは友人がつくってくれたもの。
このあたりの、あの厳しかった冬の風の匂いを感じながらかみしめる。



「イルカ」ちゃんにご挨拶して、



満開のコマクサに夏を感じて・・・
花崗岩でできた山頂は、
なんだか砂浜にいるみたい・・
といつも思う。



なぜか、瞬間的に、影が有明山になっている・・・
有明山の影ではないのだけど、
この方向からも有明山を拝ませてもらう。



こちらは下山時の有明山。
その向こうに安曇平がみえる。
先程の雲海はすべて上昇して、山の稜線にたまっている。
里は唸るような暑さだろうなあ・・・



帰りにもう一度、
合戦小屋で八面大王にご挨拶。

思いのほか、身体が動かず、時間がかかった久しぶりの山行きだった。
そして、これで心身リフレッシュ!
私たちも、短く、慌ただしい夏を乗り切れますように!!

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