2012年7月27日金曜日

燕岳(1)

お休みを捻り出して、上山!


夜明け前、目が覚めると、星がキラキラ瞬いている。
今日は晴れる!
バタバタと準備開始。


中房線のトンネルをくぐる頃、朝日が昇り始めたらしい。
真っ暗の中に突然強い日差しが差し込んできた。

登山口は、平日だというのに、
夏休み、あの高気圧のはりだした天気図、
そしてこれが「山ブーム」なのか・・・あまりの人の多さにビックリした。


ようやく第一ベンチ。
久しぶりにここの湧水を飲む。
冷たさと甘さに潤されながら・・・
ここにも降りてきて積もった、であろう、セシウムのことおもう。
もちろん流れていったのかもしれないが、それは海にたまってゆく。
もう事故前には戻れない。




木の生態が変わってゆく。
空の碧さがどんどん強くなってゆく。



根っこの上を下を股ごしながら、
あ~、久しぶり、「木」に遊んでもらっているこの感覚。


木々の合間から時々見える遠景。
あの陽射しだもの・・雲は降りて、里は雲海になっている。
高い山だけが顔を出している。
遠くに富士山も。


合戦小屋には、夏の名物、波田のスイカ。
そして、八面大王の解説。
何度も読んでいるのに、「安曇族」の話として、読み返すと感慨もひとしお。
ま、これは大和朝廷側の解説だが。


燕山荘も見えてきて・・


燕山荘の赤い屋根とハイマツの赤が空にまぶしい!
稜線まであと少し!

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