2012年8月13日月曜日

秋の気配

太陽の下では、「焼けるように」という言葉がピッタリくるほど暑いけど、
「立秋」を過ぎてから、夏の中に滲み始めた秋の訪れも感じる。


朝晩はもう布団が必要だし、
扇風機も、日中でも回ることはなくなった。



風鈴の音色もちょっと寂しさが混ざり・・


鈴虫はこの何日かで6匹すべて脱皮が終わり、
夜になると風鈴に代わって合奏が始まる。



近くの果樹園のリンゴも「サマードレス」「シナノレッド」が色づいている。
主によると、今年は少し遅くて、来週あたりから食べられるとのこと・・・



車の窓からも、
歩いていても、
安曇平は稲穂の海・・・




もう、こうべをたらし始めた稲の田んぼも、まだこれからの田んぼも・・。



稲にわたる風の音を聴きながら歩いていると、
自分の中の、消化しがたい感情も、軽くなっていく気がする。

まだ厳しい残暑が続くように、
感情も一気に「夏」から「秋」に変わるわけではない。
でも、滲み始めたものは少しずつ色を変えてゆく、
少しづつ…でも着実に、さらに巡ってゆくために・・。


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