2012年8月9日木曜日

高原

「猛暑」のニュースの中、早朝の峠は暖房が必要なほど冷え込んでいた。


高い標高の木々を抜け、樹林帯を過ぎると、美しが原。
浅間山を見ながら朝食。
雲海の上に出ていた山々も、あっと今にガスに包まれてゆく。
真っ白な霧に覆われては、蒼い空が現れる。




この空気の清涼感・・
草の匂い、花の匂い、・・空気の匂い。
軽トラでも爽快なドライブ。


花に蜂や蝶が舞う。
カイも私たちも・・・







以前、ここに住んでいたのは雪に閉ざされた半年間だったから、
あの白い世界の下にこんな鮮やかな世界があるなんて、何度来ても夢のよう。
雪の世界もまた全く違う・・神々しいような「美しさ」なのだけど。




寝っ転がって、目の前で出来ては消え、形を変えてゆく雲を追う。

この広い空と大地。
霧ヶ峰から車山を歩いていると、今でも、阿蘇の草千里を歩いているような、
不思議な気持ちになる。

はしゃいだ老犬カイ。
さすがに帰りの車の中では放心したように眠っていた。
美味しい空気、一緒にいっぱい吸ったね!

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