ほぼ日帰りの強行軍だったが、
「曲」や「作品」・・表現や想いは違えど、
その中に込められた、
つくり手の心の中にある強い「ちから」を体感した。
大阪万博公園に5万人が集まった復活ライヴ。
入口の「太陽の塔」。
こんなに大きいとは知らなかった。
何かわけのわからないものが湧いてくるような、とてつもないエネルギー、その迫力。
6年前、私は安曇野に住むと決めて来たとき、住む場所も仕事も決まってなくて、
でも胸の中のまだカタチにならない「想い」だけが、ただただ強くあって。
そんなときであったのが彼らのメロディに乗せた「メッセージ」。
ほんとうにどれだけ聴いたことか、励まされたことか。
「友人に宛てて書いた曲に、休業中、どれだけ自分自身が励まされたことか・・。」
とかみしめて唄う姿が印象的だった。
心のふかいふかいところへ降りて、見つけたものは、自分や特定の誰かにだけでなく、
たくさんの人に響く、響きあうのだろう。
闇の中を深く降りててゆくことは、とても勇気もエネルギーもいることだろう。
でも深ければ深いほど、
時代も人種も超えて届いてゆくのだろう。
太陽の塔、裏側の「黒い太陽」(という名前を後から聞いて納得)、
どのくらい大きいのかなあ、と帰りに ぐるり と回ったときに目に入って、
すいよせられてしまった。
怖さ、美しさ・・なんて表現したらいいんだろう、
日が沈み、雨雲がたちこめ、雷が轟き始めて、やっとその場を離れられるくらい。
おどろおどろしさと気高さ、
激しさと静けさ、
創造のエネルギーの「元」にふれるような、
仏像の前に立っているような、
真っ暗な海の上にいるときのような、
「不安」も「希望」も、
「創造」も「破壊」も、すべてまざっているような「はじまり」・・・。
照明がともり、また表情を変えてゆく「黒い太陽」。
雨が降り出し、後ろ髪を引かれる想いであとにした。
こちらは、表の「太陽」の夜の表情・・・。
家に戻った今も
私のこころの奥に、
まだ熱いものがまだ残っている。
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