「巴が淵」
水流が巴を作って渦を巻いていたことから、巴が淵と名づけられたらしい。
「巴御前」は、 ここに住む竜神が化身して、中原兼遠の娘として生まれ、
ここで「水浴」「沐浴」して育ったという。
文武にすぐれ、絶世の美女として義仲を支えた女性。
義経の武勇伝や、家来の姫たちの物語は、
昔は「尋常小学校」の教科書にて伝えられていた、と資料館の男性が熱く語ってくれた。
筑前琵琶の師匠の18番の「語り」の場面を想いだした。
当時の私には、登場人物の背負っているものに押しつぶされそうで苦しかったが、
先生は、どんな「運命」「境遇」の中でも、自分の「それ」を受け入れ、
精一杯そのいのちを全うした姿を、唄と、自身の生きざまを通して伝えたかったのだろう。
きっと、今でも。
「山村代官屋敷」
徳川の時代、木曾谷を約280年にわたり守ってきた代官の屋敷跡。
庭は「木曾駒ヶ岳」を借景にしてつくられていた。
その権力の大きさだけでなく、
目指していた世界や価値観が垣間見れて、とても興味深かった。
宿から見た御嶽山の夕焼け、
天の川、オリオン・・三日月と星々のまぶしいくらいの輝き。
大好きな家族の元を訪ね、リードを外して、はしゃぎまわったカイ。
帰りの車の中では、シートにも上がらず、この姿勢のまま・・・寝いっていた。
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