仔馬は好奇心が強くて、
すぐ私とカイに、近寄ってきて
「ねえねえ」「あなただれ?」「わたしをなでて」・・
カイも以前はこんなふうに、ここの馬たちにちょっかい出しては、無視されてたなあ。
年をとったカイは、逆にちょっかい出されても、「我関せず」。
ここでカイと過ごした1年は私にとっての宝物。
初めて住んだ「信州」。
その自然の美しさと厳しさ・・・
8月の終わり。
真っ白なそばの花が、
風景を鮮やかにし、甘い香りでつつむ。
あれから10年。
私は「我が道」を行けているのかな。
ワガママ、ということでなく、
人の「意見」「感情」から、
自分の胸の奥に秘めた「想い」を見失わずに。
帰り道、大きな満月が私たちを優しく照らしていた。
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