明日は中秋の名月。
もう10年も続いているという「大人のための お月見おはなし会」
高橋節郎記念美術館の主屋で行われた。
「お月さまのはなし」では、
「気前のいい」おばあさんのところに月がいるときはごちそうを食べてどんどん肥り、
「ケチな」おばあさんの家ではどんどん痩せてゆく・・
それを繰り返して、満ち欠けができた、という話・・・
朗読される方のお母さんがつくったという地元の民話から、
福島をはじめ日本の民話、ヨーロッパの民話、
腹を抱えて笑ったり、感心したり、ちょっと怖かったり・・
引き込まれてしまった。
世界中の民話も、人間の心のふかいところではすべてつながっているらしい。
私の中にもある「気前のいい」私、「ケチンボ」の私。
日本の秋のうた・・
箏の音色が澄んだ空気に混ざっていって、心で響く。
「しずかな しずかな 里の秋・・・」
心の奥のふかいところにあるもの・・
文明で見えにくくなっている、かたちのないもの・・
先祖が大切にしてきたもの・・
聴きとることのできるような こころのゆたかさと静けさを持ちたい。
今宵の月には 何が映るだろう。
滅多にコメント残さないけど、ランチタイムにチェックしてます。貴女らしい写真と文章がとても心地よい。
返信削除お久しぶり!
返信削除読んでくれてたのね(^.^)。ありがとう、うれしいです。
更新しなくちゃね(^^ゞ。