昨晩、穂高の旧図書館で行われた。
16年前、阪神大震災直後、人々の心を癒したいと淡路島へ、駆けつけたミュージシャン、
あのような状況の中では「頑張ってください」とか「大丈夫」とか、どんな言葉も届かないことが身に染みた。
ふと、ハンガリーから持ち帰った木の笛で「浜辺の歌」をふいた。
そしたら・・たくさんの人が目に涙を浮かべ、「震災後初めて泣きました」とおっしゃった方もいたという。
その時をきっかけに改良を重ね、できたのが木の笛、コカリナ。
なんとも
身近で素朴な音がする。
今回もたびたびコンサートをされていたという被災地を、2度慰問しての、写真を携えてのチャリティーコンサートだった。
津波にあった石巻の子供たちが「津波」は嫌いだけど、『海』は好きだといっていた、という話が胸に残った。すごいなあと思った。
浜辺の歌をみんなで歌った。
安曇野は13公演目。一公演ごと、主催地の人にこうやって手作りタペストリーを1枚ずつ、作ってもらい、つなげて、100公演で大きな旗にして被災地に届けるそうだ。
以前東北で主催されてた親しい方は、いまだ見つかってないらしい。
全国の人々の手と手、心と心が、
それは直接的なものでもなく、目に見えるものではないけど、
深いところを支えあえる大きなつながりになって広がっていくことを願う。
どんな言葉をかけてあげればいいんだろう…って
返信削除言葉を失いますよね。
音楽が一番だと思います!
音楽の力、唄の力・・改めてすごいなあ、いいなあ・・と思いました。また今回は木の笛を聴いて、木魂っていうのもあるんだなあとつくづく感じました。
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