2011年6月3日金曜日

有明の湯

有明荘に湧く源泉。

6年前、有明海の「有明」という名前の山に惹かれて、
九州からここまでやってきて、
この山荘で何シーズンか過ごした。
働く仲間とともに、
このお湯にどんだけ癒されたことだろう。


その後、里に下りたとき、この湯がメインのデイサービスを見学。
働かせてもらうことで、
この土地の長老たちと、湯を通して触れ合う事に。


有明の湯を求めてこの地に移り住んだ夫と結婚。
この地に根を下ろすことに。
毎日この湯に、
有明山の恩恵に預かれるとは、
有明荘に来たときは思ってもいなかった。



久しぶりに、新緑の中房線をのぼって、有明荘の大きな湯につかりながら、
この湯が導いてくれている縁の不思議を想った。

そして、2年ぶりにピンチヒッターで出勤したデイサービス。
あたたかい湯につかってほころぶ長老たち、
人は老い、やがてここを去っても、
この山の湯は変わらず溢れてくれているだろうか。


自然の驚異と恩恵・・・
測り知れない大きな懐の中で、
私たち人間は生かされている。






2 件のコメント:

  1. 温泉は格別です!
    疲れた心と体を癒すだけでなく、コミュニケーションも取れる!
    最高です。

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  2. ゆったりこ2011年6月4日 9:13

    ですね!

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