2011年3月6日日曜日

ひなたぼっこ

                       この木に決めた!    
  
春のように暖かい休日。うちから池田の美術館まで、車で10分かからない。休憩、気分転換したいとき・・・よくここに来る。高瀬川をはさんで、うちとは反対側の高台にあり、北アルプスと安曇野市内がよく見渡せる。     

丘をのぼるとき、ちょっとだけ高原に行くような気分を味わえる。

子供の時、部屋のカレンダーがモンゴルの高原だったせいか、あの広々とした世界にあこがれた。「行きたい」と思った最初の異国だった。
大人になって夢がかない、ゲルで何日か居候させてもらい、想像以上に、広い世界を五感で体験した。
地平線のことを、あちらでは「天境線」という。
360度、空と大地がどこまでも広がる世界。

スケールは違うけど、熊本の草千里や、車山・・視界に遮るものがなくなる高原の世界は、なぜか海にいるときの感覚に似て、心がよろこぶ。

美術館の丘の上に寝転んで空を仰ぐ。
日差しは強くても、風はかなり強く、冷たい。  
目を閉じていると、風の音が体を駆け巡る。
遠い記憶がたくさん甦ってくる。

ふと目を開けると、有明山!そうだ、ここは安曇野!
木にもたれかかりながら、町を見下ろす。
大好きな場所や、大好きな人がたくさんいて・・・ しあわせだなあ・・ 

1 件のコメント:

  1. 私、博多に帰ったときは、いまだにやってます・・干した布団の上での昼寝。さすがにこっちは、それやると風邪ひきそうですね・・。昨日の太陽から今日の天気は想像できませんでしたもの・・
    モンゴル旅行記?・・見に来てくださいな!

    返信削除