2011年5月7日土曜日

「春」野菜

友人がこれまでの私の状態を見かねてか、
借りている畑に不憫を感じてか、
これからの春野菜の種を準備してくれた。

今年こそ!(・・て、もうかなり出遅れてるけど)
 
去年通路に蒔いた緑肥は、真っ赤に咲いた花が緑に映えて美しいし、
すでに長靴の高さになっていて、踏み込めない時点で通路ではなくなってる。

大根の薄紫、野沢菜の黄色、忘れな草の空色や真っ白のハーブの花・・
作業を忘れつい見入ってしまう。
松本一本ネギは次の命がもう今にもはち切れそう。


久しぶりに鍬を持つ。
ふかふかの土からたくさんの生き物たちが慌てて逃げ出す。
彼らの生活の場に進出させてもらう。

種を土にそっとのせる。
土と種は一つになるのか、
きっと芽を出す・・
不思議だなあとあらためて思う。
つくづくおもう。

一粒一粒、
芽を出してくれるのかな、
天気どうかな・・
種蒔きは祈りの様な作業だと思う。

余裕なくなってくるとキリキリ機械みたくなってしまうけど、私は。

想いと手があわさって、淡々と、無駄な動きなく作業している人の姿は美しい。
時々そういうお百姓さんの姿を見る。

皆でやると楽しい。

今日はひとりだけど、
土に触れ、心身落ち着いてゆく静かなよろこび・・。

親切な、友人の指導メモ書きを確認しながら、大根などを植えた。



あ~、先は長い、やっと訪れた「春」は短い・・


3 件のコメント:

  1. 季節は夏みたいですね~
    これから、野菜の楽しみが増えて大変だね!
    おいしいお野菜ができますように!

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  2. ゆったりこ2011年5月8日 8:41

    babaさま、ponnpokopiさん、どうも!
    春野菜蒔いたら、下旬にはもう夏野菜蒔かなきゃ・・。信州は春が来ると一気に時間の回転が早まりますね!昨日ゴボウ、カブ、菜っ葉、蒔きました。今日は穂高豆を・・。

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