そんな言葉がぴったりの春の陽気。
風は冷たいけど、北アルプスがあまりにきれいで、
草抜きの帰りに、山もよく見えるわさび田へ寄ってみた。
駐車場には放映中の「おひさま」のセット。
語り部役の若尾文子がやっているお蕎麦屋さんという設定のようだ。
ここから見える常念もずいぶん溶けてきている。
ベタな場所でベタな一枚だけど、やはりここで、透明な水のせせらぎを聴きながら、
ほほえましい道祖神、水車、遠くのアルプスを見ていると、「いいなあ・・」とつい撮ってしまう。
もうじき桜が咲くと、また風景は一変するだろう。
今は梅!今や盛りの山葵の白い花と一緒に咲き誇り、その香りはわさび田全体を包んでいる。
光を浴び、その白さは、アルプスの残雪と同じくらい眩しい。
うららかな春の日・・
でも、目に映る世界も、心の平安も、永遠ではなく一瞬で消え去ってしまう・・
どうしても今回の地震や津波、そして人災のことが同時によぎる。
でもだからこそこの輝く今を精一杯味わって生きよう、って思う。
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