信州の人に「、~しましょ(下線、軽く強め・下げ調子)」と言われたら、let'sでなく、遠回しな軽い命令、もしくは強い勧誘。(ですよね?)
近所の友人(とはいえ彼女はもう70近いが)の家に届け物に行く。
玄関先では結局いつもこうなる。
「へー(さあ、とか、ねえとか)、お茶飲んでいきましょ。」 (勧誘)
「いや、今日は・・」
「そんな言わなん(言わない)で、へー、上がりましょ。」 (強い勧誘)
「いや、時間が・・」
「いいで(いいから)、座りましょ!」 (軽い命令)
(中略)
「飲みましょ!」 (命令)
「食べましょ!!」 (強い命令)
そして、信州の人の「お茶」は、九州の人にとっては「食事」である。
九州人のイメージする茶菓子は、テーブルの隅の方に追いやられていて、メインは漬物。
たいていの家で、手作りだ。野沢菜、沢庵、菊芋・・。
そして煮物に、手作りリンゴ干しなどなど・・
別の友人の家では、手作りのイナゴ煮や蜂の子が出てきて面食らったこともある。
気をつけねばならないのはお茶!
おいしいな~と飲んでいると、半分もなくなる前には、またなみなみと、注がれる。
「いや、もう・・」
「遠慮しなんで(しないで)、飲みましょ!」
この繰り返しが永遠続く・・・。今回も五杯目まではおぼえてるけど・・。立ち去るまでは、彼女は、何度、急須にお湯を注いでくれたろう。
私も学習能力がなく、つがれると、ついうっかりまた飲んでしまうのが、いかんのだが・・。
せっかくなので、「写真、一枚撮ってもいいかなあ~?」って訊くと、
「やだや~、今日は何にもないじゃん!」って言ってたけど・・十分アリマス!
確かに、もっと量も、内容もスゴイときもあり、完全に、漬物がメインディッシュな食事になってることもあるけど、いつ訪ねても、こんな感じで準備があるのが、すごいと思う。
本当すごいですねー。
返信削除お茶だけでおなかいっぱいになりそう。
わたしも、まだ飲んでないのに、つがれるのには、最初びっくりしました。そしてトイレのタイミングも…(笑)。
わかります・・・。
返信削除おこ昼(昼ご飯前後のちょっとした食事のことだと思います、もちろん全然ちょっとじゃありません)も、スゴイっす(^-^)
いやいや、誰が訪ねて行ってもこんな感じです(笑)。
返信削除